【活動報告】2025年大阪・関西万博 「フューチャーライフ万博」における常設展示:「拡張地域社会」~最先端のデジタル技術と生きる社会とはなにか~

― XR・メタバース・AIなどの先端技術活用による都市と地方の新たなつながり ―

 一般社団法人メタバース推進協議会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・フューチャーライフエクスペリエンス」のパートナーとして参加しました。
 フューチャーライフ万博は、「未来の暮らしに関する問いや提案を発信・共創する場」として、来場者とともに未来社会のデザインを考える場です。当協議会はこの理念に共感し、地方と都市をつなぐ「拡張地域社会」構想の実現に向けた取り組みを発信しました。
※「拡張地域社会」構想展示ページ:https://jmpc.jp/bridging-urban-and-rural-areas/
 
 当協議会は、地方と都市を行き来する多拠点居住型社会「拡張地域社会」構想を掲げ、XRやAIなどの最先端デジタル技術と人の想いを重ねながら、地域課題の解決や持続可能な未来の暮らしづくりを探求しています。
 本取り組みは、これらの先端技術を活用し、都市と地方の心理的距離を縮めることを目的としています。アバターやAI、没入空間を通して都市と地方を結び、「デジタル住民」を広げながら、人と地域の関わりを広げ、産業・経済の循環による地域の創造的復興と持続可能な社会の実現を目指します。

【常設展示】2025年4月13日(日)〜10月13日(月・祝)
【協力】福島県田村市、葛尾村、浪江町、喜多方市、東京大学、福島大学、株式会社NTTデータ
※拡張地域社会ふくしまについては、9月28日(日)~10月13日(月・祝)にて地域の方々と連携して行われました。会場では日本の原風景「里山(Satoyama)」をテーマにした常設展示を実施。当協議会特別顧問の建築家・隈研吾氏による木の温もりあふれる空間デザインのもと、五感で「里山」を体感できる体験空間を創出しました。

イマーシブ動画「SATOYAMA」(写真奥)、AI養老先生展示(写真手前)

【主な展示内容】
①イマーシブ動画(SATOYAMA):視聴サイトhttps://jmpc.jp/bridging-urban-and-rural-areas/#satoyama
 福島県田村市・葛尾村・浪江町・喜多方市の協力のもと、里山文化・自然・一次産業・暮らし・未来の入口を描いた映像体験を提供しました。来場者からは「現地の空気を感じた」「福島を訪れてみたい」などの声が寄せられ、木の香り漂う空間で没入体験を楽しみました。

②AI養老先生との対話体験
 当協議会養老孟司代表理事のご協力により東京大学と株式会社NTTデータにて共同開発したAI技術を用いて、来場者の質問に養老氏の視点で応答する体験を提供。「本人と話しているようだった」との反響があり、来場者は自然や暮らし、未来について対話を楽しみました。

③ポスター展示
 福島県川内村でクラフトジン蒸留所を営む若者ら、地域が未来へ挑戦する姿を紹介しました。


 当協議会は、「拡張地域社会」を 都市と地方が互いに豊かな関係性を築き、地域の創造的復興と持続可能性を高める社会像として提案しています。都市住民と地方の双方が“第2のふるさと”を持ち、デジタル技術を介した多拠点型居住や地域経済の循環を実現することで、新しい未来社会のモデルを創り出すことを目指しています。
 今後もメタバース推進協議会は、地域・産学官民の連携を通じて、デジタル技術と現実社会をつなぐ未来社会のあり方を探り、地域と人々の暮らしを支える活動を推進してまいります。